Parfait Sax Quartettoは2年前、「高専祭でアンサンブルをしたい」という思いのもと結

成されました。当時、私は5年生で、メンバーに「これからも頑張ってね」と伝え引退する

つもりでした。しかし、運営の方からの依頼やメンバーの「もう一度アンサンブルをしたい」

という強い思いを受け、規模を拡大して再結成することとなりました。このような演奏の機

会をいただけましたこと、大変嬉しく思います。

　さて、赤煉瓦ミニカンファレンスは「物好きの、物好きによる、物好きのための交流会」

をキャッチコピーにしています。私たちは好きを超えてサックスを愛してやまない集団で

す。練習中の雑談では、ついついサックス談義に熱が入ってしまいます。メンバーにはソロ

コンの経験者や、サックスに一目惚れした人、長年憧れていたサックスにようやく出会えた

人、ロックな音を追求する人など、個性豊かな顔ぶれが揃っています。

 

“Parfait (パルフェ)“はフランス語で「完璧」を意味します。私たちは、この演奏会に向け

て、メロディーラインの移り変わりやハーモニーをしっかり確認しながら、入念に練習を重

ねてきました。アンサンブルは、普段耳にする吹奏楽と比べて、各楽器が際立つ場面が多い

のが特徴です。低音から高音まで、サックスの多彩な音色を存分にお楽しみください。今回

は、サックスの定番であるジャズやファンクをはじめ、普段聞き馴染みのあるJ-popなど、

様々なジャンルの楽曲を演奏いたします。

　また、“Parfait“には、スイーツのパフェという意味もあります。実は私たちは食べること

も大好きで、グループ名を考える際には、スイーツの名前ばかりが候補に挙がっていました

(笑)。門司港は素敵な街並みとともに、美味しいものがたくさんあります。ぜひ、門司港で

ノスタルジックな雰囲気と海風を感じながら、美味しい食事を楽しみ、そしてサックスの音

色を堪能する――そんな素敵な一日を過ごしてみてはいかがでしょうか。メンバー一同、皆

様のお越しを心よりお待ちしております。